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Revit 2027 新機能 ~ コア機能 1

calendar_today April 24, 2026 person Ryuji Ogasawara domain maya

今回は、Autodesk Revit 2027 の専門分野に共通するコア機能に関連する新機能をご紹介いたします。

オプション バーの削除

Revit の操作を覚える際の難しさの要因の一つとして、ファミリインスタンスを配置する際に、設定可能な項目が表示される[オプションバー]の存在があります。

ファミリインスタンスとタイプのプロパティ管理は[プロパティ パレット]、編集などの操作はリボンの[修正タブ]という使い分けがあるにもかかわらず、インスタンスの配置時に一時的に表示されるオプションバーというUIが出現するため、モデリング操作がわかりづらい印象がありました。

Revit 2027 では、これまでオプション バーにあった設定項目が、[プロパティ パレット]とリボンの[修正タブ]に移動され、オプション バーが削除されました。

これにより、ユーザーの注視点が分割されることがなくなり、設定項目が 2 つの予測可能な場所に統合されました。

タグ引出線の機能強化

タグ引出線をより詳細にコントロールできるようになりました。

引出線の始端の位置をカスタマイズする

これまで、タグの引出線の始端の位置は、タグファミリ内で定義された不可視な要素や参照線などを含んだアウトラインの中心となっており、詳細なコントロールができませんでした。

Revit 2027 では、ファミリ エディタでタグ ファミリを作成または編集する場合、タグを構成している要素には、タグのアウトライン ジオメトリから除外するための[引出線の外枠から除外]パラメータが追加されました。


タグのアウトラインを構成するジオメトリから不要なジオメトリを除外できるようになり、引出線がタグにアタッチされる場所をコントロールできます。

注釈ファミリの次の要素は、[引出線の外枠から除外]パラメータをサポートします。

  • 参照面
  • ラベル
  • 線分
  • マスキング領域
  • 塗り潰し領域
  • 記号(配置された 2D 注釈ファミリ インスタンス)
引出線の始点と終点の配置

引出線に、始終端を手動で変更できるインスタンス プロパティが追加されました。
引出線を選択して、プロパティ パレットで[引出線の始端]パラメータまたは[引出線の終端]パラメータを「自由な」端点に設定すると、引出線の始端や終端を手動で変更できます。

引出線のスナップ

引出線のスナップが改善され、さまざまなワークフローで引出線のスナップが容易になりました。引出線の始点が自由に設定されている場合、引出線の位置をタグ ジオメトリ上の別の位置にスナップできます。

タグ ファミリ内のジオメトリを選択し、[引出線のスナップ参照]プロパティを有効にします。これで、このジオメトリは自由な終端引出線のスナップ点として有効になりました。

マルチカテゴリ タグの拡張機能

マルチカテゴリ タグがキーのタグ付けダイアログの既定のタグとしてサポートされるようになりました。[カテゴリ別にタグ付け]と[すべてのタグなし要素にタグを付ける]の統合が改善され、一貫性のある注記をより効率的に適用できるようになりました。

マルチカテゴリ タグが主要なタグ付けワークフローに完全に統合され、サポートされているカテゴリ全体に一貫した注記を簡単に適用できるようになりました。

マルチカテゴリ タグは、[ロードされたタグと記号]ダイアログで直接割り当てることができます。これらのタグはカテゴリ固有のタグと一緒に表示され、既定として設定できます。

リンク モデルの線の太さをコントロールする

Revit リンクを使用するときに、リンク モデルでホストまたはリンクされた線の太さのどちらを使用するかをコントロールして、ビュー全体でより一貫したグラフィックスを実現できるようになりました。

リンク モデルが、ホスト モデルの線の太さを使用するか、リンク モデルの線の太さを使用するかを指定できるようになりました。

これにより、ホスト モデルとリンク モデルが同じオブジェクト スタイルに対して異なる線の太さの定義を使用している場合の視覚的な一貫性が向上します。

[RVT リンク表示設定]ダイアログの[線の太さ]コントロールにアクセスします。たとえば、上のイメージでは、壁要素の線の太さはリンクとホストで異なりますが、同じ線の太さで表示するように設定することができます。

モデル要素へのルールベースの番号付け

ルールベースのテンプレート、フィルタ、パーティションを使用して、要素の番号付けを自動化し、標準化できます。書式設定をコントロールし、ギャップを解消し、一貫性のある編集可能な結果に基づいて要素の番号付けを管理します。

フィルタとパーティションに基づいてモデル内の要素に番号を付けるためのルールを作成し、番号の適用方法をコントロールします。

要素にルールベースの番号を割り当てるためのさまざまなテンプレートを作成します。各テンプレートはフィルタを使用してカスタマイズすることができ、適用される番号の範囲、書式をコントロールできます。

番号付けを画面上に表示したい場合は、別途、タグに番号付けをしたパラメータ(下記の場合は「マーク」)を紐づけます。

IFC パラメータ マッピング

書き出しワークフローで、IFC プロパティ セットに直接パラメータをマッピングできるようになりました。

既定またはカスタムの IFC プロパティ マッピングを作成および管理することで、IFC データ出力のコントロールを向上させることができます。

[IFC 書き出し設定]ダイアログに、書き出し時に IFC プロパティ セットにパラメータをマッピングするためのインタフェースが追加されました。定義済みの IFC プロパティ セットにパラメータをマッピングしたり、IFC テキスト設定ファイルを編集せずにユーザ定義済みのプロパティ セットを直接作成、管理することができます。

次回はグラフィックスの新機能・改善内容についてご紹介いたします。

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